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アニメの感想。 今は『バディ・コンプレックス』一筋。
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これだけは何となく、ちゃんと放映日か翌日には観てますね。
やっぱり自分の中で期待大なんだな。

へたれ……じゃない、イオラオスのバカっぷりが、いっそ愛しくなってきましたよ……!(笑)
サルになりたいじゃないだろオマエ!

4話目になってようやく、主要キャラが立ってきた感じですかねー。
エイジは、一人称が「エイジ」なのがカマトトっぽくて、可愛い以前に、辛かった(痒かったというか)たんですが、どうやら双子ちゃんたちが矯正してくれる様子で一安心です。
考えてみれば、「体は16歳、頭は3歳」なんだと思えば、可愛いもんかもしんないですね。

イオラオスはあそこまで姫様バカとは思いませんでした(笑) 観ながら「こいつバカ……?」と呟きつつも、あそこまで突き抜けてバカだといっそ愛しいとさえ感じます(笑)
「キライキライ」と言いながら、エイジにも案外優しいところもちょっとチェック入ってます(笑)
ちょっとね、近藤さんの演技にヤられた部分がなきにしもあらず(笑)
手を握るな!と怒りつつも、「跳ぶぞ」って言った声がすンげー優しそうだったり。また食い物か、と言いつつも、買ってあげちゃってたり(笑)
結局彼は兄貴属性なんだろうな、と思います。双子ちゃんたちに振り回され慣れているんだろうなぁ(笑)

2話のアネーシャの台詞で「犬猿の仲」と印象付けられ、3話ではエイジに絶対的な力の差を感じて歯噛みし、(姫様のことも含めて)嫉妬するイオラオスの描写があったので、すわ「裏切りか」、もしくは「理解者か」と予想されたわけですが……あんがいあっさり「理解者」(というか擁護者?)という立ち位置にシフトするとみました。

スタチャ、ジーベックの公式サイトの情報と、第1話の印象では、スタンダードな英雄物語を描くのかと思っていたのですが、どうやらもっとずっと、薄暗いお話の様子なのが透けて見えてきた感じですかね。
主幹メッセージは「英雄的であること」って随分あおっていることだし、基本コンセプトは「宇宙でターザン」だそうなので、「救世主の発見」「虐げられた同胞の解放」「歓喜に満ちた勝利」みたいなお話になるのかなとぼんやり想像したりして、それはその、イマイチ私好みじゃないかも、と思っていたんですが……どーやら違うところに、話は流れている様子。
「英雄的であること」の裏で行われる、汚いことと、醜いこと、無惨なことも含めて、エイジや姫様の成長とか、描かれていくのかな……と、今は思っています。
2話で明かされた12の契約の内容のあまりの身勝手さ、ディアネイラは王女ではあるけれど、どうやら王家での立場は微妙な様子。そういう、エイジが英雄として「守るべきもの」の、身勝手さや醜さが既にちらつかされているわけだし、敵である銀の種族側のノドスの描写はどうやら非戦的。

敵方の銀の種族のノドスたちの描写は、カルキノスが「まず話し合い」と言っているように、好戦的というよりは理知的。メヒタカの「優しいひとだと良い」という台詞からは、彼は非戦的なのだわかる。
一方でエイジは同胞である4人のノドスを倒さなければならないと、父親たち(黄金の種族という理解でいいのだと思いますが)に教え込まれていて、それを疑っていない。今回も、仕掛けたのはエイジのほうだったし。
エイジにとっては、もう一方の同胞である鉄の種族を守ることのほうがウェイトが大きいわけで、今はそれは、エイジの本心なんだろうけど――アルゴノートが好き、人が沢山いるのが好き、という台詞、いないほうがいいといわれたことを気にしているあたり、そういう描写でしょう――今後それが、エイジの気持ちというよりは、契約に縛られたものに変化していく可能性も示されている。
ここまで4話で示されたこういう前提から想像するに、本来ならば戦う必要はないし、個人の意志としては双方――エイジも、一部他のノドスも――戦いに消極的であるにも関わらず、契約に縛られたノドスたちは死闘を演じなくてはならない展開になるのかなと。
本来同胞であるはずのノドス――銀の種族側のノドスには「仲間」という認識があるわけで――たった5人だけの生き残りの中で、更にただ一人別種族に宿り、異端の存在であるエイジ。その辛さとか、悲哀とか、そういうものが描かれていくのかな。
キャラ設定からいうと、エイジはそれに気づかない――か、気づいても笑って戦いに赴くのだと思われるわけで、彼の痛みを思って辛い想いをするのは、周囲のキャラクターに割り振られた役目かなと。それこそ姫様とかイオラオスとか。
姫様は3話で既に気づいたみたいだけど、イオラオスは、カルキノス戦が決着するあたりで気づくのかな、と予想。
「私もサルに云々」とか「たまたまノドスを宿しただけ」とかいう彼の呟きは、そこでイオラオス自身に響いてくるんじゃないのかな、などと考えています。
今回いいところでエイジの愛の告白(笑)がぶった切られていましたが、いつ言ってもらえるのかな。
きっとそれでイオラオスは落っこちるとみたよ! っていうか落ちるがいいよ(笑)!

そうそう、姫様も、大分私の中で株が上がりました。
今までは、強すぎるテレパシストで潔癖症、繊細で、守られるためのヒロインとして描かれるのかなと思っていたのですが、4回目でティターロスの総督に脅しをかけたのにはちょっとびっくりしました。
「あの胆力が姫様だ」とはモビードのせりふですが、私もこのエピソードで、姫様が大分好きになりました。
てか、考えてみたら、ウブカタさんが描くオナゴが弱いわけなかとですよ(笑)


ここまでで与えられた情報から、セオリーどおりにこの先を予想すると、こんな展開が待っているのかなと(願望も含み)思っているわけですが……、私、種運命でコレやって、痛い目にあってるからなー……。
いやもうね……ありえない痛い目だったけどね……。
種運命は、シンの物語だと思っていましたよ。シンとアスラン、シンとレイ、シンとルナ、そしてキラで語られるの物語だとばかり。
キラをあんなに露出させなくたって、種シリーズの永遠の主役を割り振ることなんて、いくらだって方法あるのにさ……。
ウブカタ氏は、そういうところをきっちり持っていって、その上でもうひとひねりできる作家さんだから、信用はしてますけど。ファフナー見ても手腕は明らかだもの。
作り方が丁寧ですよね、彼は。エイジも、最初3回は「展開おっそいなー……」とか「設定難しいよコレ。大風呂敷広げすぎじゃん」とか思ってたんだけど、4話に来て、丁寧に始めた3回分が効いてきた感じ。
ファフナーに関していえば、10話までかけて山野辺さんが積んだものを使って、折り返しですごく上手く盛り上げたし、終盤にも随分利かせてきた――まあ、後半は多少字余りだったけどね(苦笑)――ので、エイジもこれからの展開に大変期待大です。
これからキャラが立っていくと、きっともっとどんどん面白くなっていくんじゃないかな。そうだといいな!っていう期待も込めてだけど、今回は仕込みからウブちんがやってるわけだから、嫌が応にも期待大ですよ!

もちょっと腐女子向けのネタ話はサイトですることにします~。

そして、多少えらそうな口調になるので、続きは隠します。

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非公開
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元(?)腐女子。
『腐った魂百まで』とか
『納豆はただの煮豆には戻れない』
とか言われながら帰ってきたふやけた納豆。

金髪碧眼美人スキーの属性健在。
何故かツン萌え属性も加わったようで。


只今『バディ・コンプレックス』ひとり祭り開催中。
ディオに恋する元(?)腐女子w
ディオしか見てない(笑) ときどきヒナ♪


バディコンに関しては腐ってません。今後も多分腐りません。


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